ジグヘッドの沈下速度
【何が何やらわからん!】
私がアジングを始めた時の感想が、
「ジグヘッドは何処~?何が何やらわからん!」
でした。
キャストした後、ジグヘッドがどの辺りのどの深さに
あるのかが全く把握できなかったのです。
0.6gや0.8gを使用して、なんとなくキャストして
なんとなく竿先をチョンチョンして なんとなくリールを
巻くの繰り返し…
今思えば
「そんな軽いジグヘッド使ってたら、そりゃ分らんやろ」と
ツッコミを入れたくなりますが、当時はネットや雑誌の情報を鵜呑みに
していたのでジグヘッドも軽けりゃ軽いほど良いと思い込んでました(笑)
なんとなくやってもアジは釣れていたので挫折することなく
「そのうち解ってくるやろ」
となんとなくを続けてました。
が、「なんとなく」でどうにかなったのは距離感だけでした。
距離感は何度もキャストしていると分かるようになってきました。
何m飛んだからリールを何回巻けばいいといったことではなくて
「多分あの辺通ってるな~、という事はそろそろジグヘッドがもどってくるな」
というざっくりとした感覚的なものです。
これは、恐らくどなたでも何度もキャストしているうちに解るとおもいます。
ただ、ジグヘッドの沈下速度は何度キャストしてもイメージできず困っていました。
ならば測ればええやんという事でジグヘッドの沈下速度を測りました。
|
●ジグヘッドの沈下速度の測定方法
私がジグヘッドの沈下速度を測った方法はこんな感じです。
- 自分が使っているリールの巻取り長さを調べる。
私が使用している15レブロス2004は64cm
※メーカーのホームページで確認できます。 - ワームを付けたジグヘッドを海面スレスレにセットし
ベールを返してフリーで落とす。
※キャストする必要はなく足元に落とします。 - ボトムに着くまでカウントする。
- ボトムに着いたら糸ふけ取り、海面に出るまでの
リールの回転数を数える。
※この作業で水深を測ります。
これらの情報から沈下速度を計算します。
具体的に言うと
ワームを付けたジグヘッドを落とした時
着底までに10カウントで、
リールを巻いてジグヘッドが海面に出るまで
5巻きだったとします。
リールの巻取り長さは64cmなので
64cm×5巻き=320cm(=水深3.2m)
着底までにかかったカウントを水深で割ると
沈下速度となるので
10カウント÷3.2m=3.125カウント/m
約3カウントで1m沈下するということになります。
良く使うジグヘッドの沈下速度を測定したのが
下の表です。
無風、潮止まり、湾奥の漁港
レンジクロスヘッド+スパテラ2.5in.
という条件で
0.8g 1m 4カウント
1.0g 1m 3.5カウント
1.3g 1m 3カウント*1
1.5g 1m 2.5カウント
私はこれを基準にしてます。
※注意
これは、あくまでも私の場合ということになります。
実際には、流れの速さ、流れの向き、風、使用ライン、
細かく言えば塩分濃度等の様々な要因により上記のような
数値にはなりません。
あくまでもイメージするための基準という位置づけです。
それと、〇カウントは私の感覚なので
1カウント=1秒という事ではありません。
この記事がどなたかの役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
|
↑ポチっとしていただけると喜びますm(__)m
*1:3月9日訂正:レンジクロスヘッドは1.2gではなく1.3gでしたので訂正いたします。